[野良雲焼-007]WS用酒器焼成

[野良雲焼-004]鋳込みWS検討で製作した型での鋳込みをしました。結果だけ先に共有します。

泥漿は前回と同じものと、同じものに2.5%の黒顔料を混ぜたものを用意しました。

型取りは特に問題なく両者行えましたサフを吹いたほうがなめらかではありましたが、釉薬の種類によっては気にならないレベルでした。

素焼き後は黒2.5%添加したものは少しブルーグレイがかった白、何も添加して無いものは明るいクリーム色という感じの色合いでした。

素焼き後に貫入(亀裂)が特徴の釉薬を内側だけに施釉して焼成しました。グレーを入れたほうが貫入が強く見えてきて良いです。白は爽やかな印象が出てこれはこれで好きな風合いでした。

全体としてとてもいい感じ に出来上がったのですが、本来のWSとして成立するかというと、かなり手間がかかり、コロナ禍ということを考えるとあまり現実的ではなく、根本的になにか対策か打開策を練らないと行けないと思ったりしました。
また、釉薬の楽しさを焼成するたびに感じているので、次回は施釉に対する考察を進めていけたらと思います。