TouchOSC で MAX 6 と通信する

touchoscicon Screen-shot-2011-07-13-at-10.12.35

TouchOSCの通信にはWI-FI環境で通信するのが一般的ですが、外出先でのプレゼンや、野外でのパフォーマンスを行う場合、環境が整わないこともあります。そこで今回はad hoc modeを使って通信する方法を紹介します。

動作環境

iPhone5s(iOS  7.1.2)
MacBookAir(OS X 10.9.5)
TouchOSC(v 1.9.3)
TouchOSC(v 1.6.0)
MAX6(v 6.1.6)

設定

”システム環境設定 /共有”よりインターネット共有にチェックし、コンピュータのローカルアドレスを確認しておきます
(ここでは”tinkerJP.local”)

003

アドレスを変更したい場合は”編集”をクリックし、変更してください

004

【ネットワークの作成】

wifi設定アイコンより”ネットワークを作成”を選択

005

 

任意の”ネットワーク名”を記入して”作成”を選択します
(ここでは”touchOSCnet”チャンネルとセキュリティは任意)

006

 

iPhoneの”設定 /WI-FI”より、上記で作成したネットワークを選択します

 

010

 

”TouchOSC”アプリを立ち上げます
”CONNECTIONS /OSC: 〇〇.local”を選択します

008

 

”Enabled”をオンにし、”Host”を先ほど確認したローカルアドレスに設定します
(ここでは”tinkerJP.local”)
”Port”と”Local IP address”を確認しておきます

007

 

”TouchOSC”メニューに戻り、”LAYOUT”より任意のレイアウトを選択します。ここではTouchOSCより提供されているMaxサンプル用に”Simple”を選択しています

001

Maxを立ち上げ”simple-send-and-receive.maxpat”をオープンし、確認したIP及びポートを設定し、通信を開始します

007

Max上の4つのレイアウトがTouchOSCのタブ毎のレイアウトに対応しています

011

以上です
上手く通信出来ない場合、iPhoneのwifi周りと、IPが変わっているの問題が多いですので、iPhoneではモバイルデータ通信をオフにし、wifi以外の通信を遮断することをオススメします
また、一度TouchOSCアプリを終了するとIPが変わる可能性があるため、IPアドレスは随時確認してください