電子工作において人の動きや環境の変化を取得する為に、様々なセンサーを利用します。
今回はarduinoに利用出来るいくつかのセンサーを紹介します。ここで紹介するセンサーは世の中にあるセンサーのほんの一例です。
興味があれば色々と調べてみると良いかもしれません。
■スイッチ系
取得した値を0か1かで出力するスイッチ系は最も簡単なArduino サンプル「Button」にてすぐに使用することが出来ます。
- タクトスイッチ:::小さな押しボタン。基板に取付たりブレッドボードに挿して使用出来る。
- Example:ArduinoIDEの”スケッチの例/02.Digital/Button”
- 押しボタンスイッチ:::押している間のみ通電するスイッチ。タクトスイッチも押しボタンスイッチ
- マイクロスイッチ:::微小接点間隔とスナップアクション機構をもつ押しボタンスイッチ。高い精度を持つ。
- トグルスイッチ:::つまみ状の操作レバーを持つスイッチ。前後に倒すことでON,OFFを切り替える。
- スライドスイッチ::: つまみを持つボタン。左右に倒すことでON,OFFを切り替える。
- チルト(傾き・振動)センサー:::小さな金属の円筒の中にボールが入っている。傾けることでON,OFFを切り替える。
- フォトリフレクタ:::送信部(赤外線LED)と受信部(フォトダイオード)を持つセンサ。物体に近づけることで無線でON,OFFを切り替える。
- フォトインタラプタ:::フォロリフレクタと同じ原理だが、センサーはコの字型となっており、センサーの間を物体が通過することを検知する
- リードセンサー:::磁力を近づけるとON、OFF出来るセンサー。無線でON,OFFを切り替える。
- 赤外線焦電センサー:::赤外線の光を検出するセンサー人体検知によく用いられる。無線でON,OFFを切り替える。
- ロータリーエンコーダー:::ノブを回転させることでいくつかの電気的接点を順番に出力する。
■可変抵抗器系
- 小型ボリューム:::ノブを回すことで抵抗値を変化させる。回転を検知する為に用いることが出来る。
- スライドボリューム:::上下にノブをスライドして抵抗値を変化させる。
- ホイールポテンショメーター:::小さな円板状の可変抵抗、音楽機器のボリューム等によく用いられていた。
- 回転角度検出センサー:::小型ボリュームのような見た目だが、360度連続回転する。
- スロットレバースイッチ:::スロットのレバーに用いられているスイッチ。上下にノブを倒すことで抵抗値を変化させる
- 接触位置センサー:::接触する位置によって抵抗値を変化させるフィルム状の抵抗体。細長いものや円形型の物がある
- 曲げセンサー:::細長いフレキシブルな板状の抵抗。曲げることで抵抗値が変わる
■センサー系
- 光センサー:::光を当てると抵抗値が下がるCdSセルを用いたセンサー。周囲の明るさを検知出来る
- カラーセンサー:::物体の色を検知して数値で返してくれるセンサー
- 紫外線センサー:::紫外線の量を検知して数値で返してくれるセンサー
- 赤外線距離センサー:::赤外線の照射部、受光部を兼ね備え、物体の距離を測ることが出来る
- 超音波距離センサー:::超音波を発し、その跳ね返りで距離を測るセンサー。太陽光の下でも使用出来る
- 音センサー(マイク):::音量を取得できるセンサー通常は数値が小さいのでアンプで増幅させる
- 感圧センサー:::圧力を測ることが出来るセンサー
- 3軸加速度センサー:::X/Y/Z方向の加速度を図ることが出来るセンサー。応用で物体の角度を図ることも出来る
- 3軸ジャイロモジュール:::X/Y/Z軸方向の角加速度を図ることが出来るセンサー
- 温湿度センサー:::温度及び湿度を測ることが出来るセンサー。個別のセンサーも存在する
- 土壌湿度湿度センサー:::センサー部を土の中に差し込み、その湿度を測ることが出来る
- 電流センサー:::電流が流れているかどうか、その電流量をはかることが出来る
- アルコールセンサー:::周囲のアルコール濃度を図ることが出来る
- LPGガスセンサー:::周囲のガスを検知することが出来るセンサー
- 水流センサー:::水が流れているかどうか、その水流量を図ることが出来る