[野良雲焼-009]収縮修正モデル焼成で行った焼成で出てきた形状の微妙な変化を調整できるかどうかの実験を再び行いました。型は変えずに乾燥方向を下向きから今度は上向きにしました。
今回の土は黒700顔料を3%ほど混ぜてグレーにした泥漿を使い、釉薬はしがらき釉薬さんのチタンマットを使ってみました。
施釉はターンテーブルとスプレーガンを使って行いました。
そして結果です。うん、うまく行った!釉薬の発色が想定外だったけど、形状はやっぱり乾燥方向で変化があるということがわかりました。
前回のものと比較。右が前回、左が今回です。上の部分がなめらかになってます。釉薬がすこし薄くて中央のパーティングが丸見えに。。。
3Dプリントモデル(一番左)との比較をしてもかなり近いかたちです!
上の口の部分が磁器モデルのほうが高く見えるのは実際修正を前提に1mmだけ高く作ったものが修正時削らずに施釉した分高くなってます。こっちも好きなのでこれはこのままで良しとします。
とりあえずこれで一旦型の修正は問題なしということにしようかな。気に入った形にはなりました。始めてからもう気づけば3ヶ月弱。。。頑張ったな俺。
そして最近友人が遊びに来てくれて射込みの体験をしてくれました。型は初めて作ったものを使って射込みをしてもらいました。
そしてできたのはこちら。前にも使ったことのある銅釉です。スプレーガンで施釉したのですが、薄かったらしく、前回より釉薬がうまくのりませんでした。。。ごめん
左が前に作ったやつ。右が今回のやつ。
ということで今回の成果2つでした。着実にノウハウは溜まってきてるので今後も継続してやるぞー!