MR.CARVE C2開封[ファイバーレーザー]

レーザーカッターにはいくつかの種類があり、CO2やYAG、ダイオードなどで方式が異なり、対象となる素材も変化します。今回は金属に彫刻ができる小型のファイバーレーザーであるMR.CARVE C2を購入したので開封・組み立てを行ってゆきたいと思います。

購入はAliExpressで行いました。日本にもMR.CARVEの輸入代行(代理店?)はあるようですが金額がAliのほうが安かったので、こちらでフルパッケージで購入しました。機械のバリエーションもいくつかありますが、僕は20WのC2という機種を購入しています。プラグは米国タイプにしています。一応リンクはこちら(今購入できるか保証は出来ません)29万ほどしたので結構高い買い物でした。。。ロータリーツールはそこまで絶対必要ではなかったのですが、一番シンプルなものでも27万ほどしたのでリングへの彫刻や円筒形の花瓶などにも彫刻できるし金銭感覚バグって全部盛りを買いました。

届いた大きな箱

組み立てはほどんど必要なく、簡単にネジ止めする程度で組み上がりました。

まずは動作確認を行いたいので今回使うのは上記画像の本体(電源ユニット)・本体(レーザー照射部)・説明書・USBケーブル・サンプル金属カード・(隠れてますが電源ケーブル)を使ってゆきます。

本体の電源と照射部はケーブルが接続された状態で届きます。電源部背面は下から電源ソケット・USBソケット・ロータリーツール用ケーブルソケットが配置されており、平面加工する場合はロータリーツール用のソケットは未接続で問題ありません。

正面には電源ボタンひとつだけがあります。

レーザー照射部にもボタンがいくつかあります。まず上面のボタン①、正面のボタン②、柱の昇降ボタン③です。台に平置きしてオートフォーカスで加工する場合は使いませんが、少しトリッキーな使い方をするときや微調整が必要なときに使うのかと思います。

本体電源を入れると赤くランプが点灯し、位置確認用の赤色レーザーポンターが光ります。準備はこれで完了です!ちなみにレーザー照射部のキャップを外して置かないと加工は出来ません。ここを完全に見落としてレーザー光が確認できずちょっとパニクりました。。

Win専用のソフトウェアを立ち上げ、データ作成をします。今回はテストなのでテキストをただ打ったものを作り、設定も初期設定のままにしてます。(ソフトの操作はまた別の記事に書きますね。)

加工前に赤色レーザーポインタで照射範囲がプレビューできます。(写真は照射速度が合わず一部切れで写ってますが全体のアウトラインが表示されてます。)

加工は本当に数秒〜十数秒で終わります。早い!今回はカードの黒い塗装を剥がすようなイメージで加工されてますがしっかり金属が削れています。

そこらへんのステンレスのハサミにも加工してみました。(「cutarena.com」と加工してます)ステンレスに気軽に彫刻できるのは本当に楽しいし可能性が広がりますね!