以前の記事で紹介・レビュ―したDIY Electric skateboardですが、色々と改良してオリジナルのものにしてゆく試みを行っています。
現状の電動スケートボードで感じるのはすごくスノーボードの感覚に近くて楽しいという印象と、エンクローシャーの干渉による可動域の制限問題、配線の煩わしさです。
これらを改良して新しいモビリティとして製作する実験を行っています。
まずデッキの長さの調整と、電子部品の埋め込みの為に、そこらへんに落ちてた廃材のアルミフレームを組み立ててベースを作りました。
次にレーザー加工機を使い、アルミフレームとトラックを固定するマウントを切り出しました。
固定しているところです。
各パーツを組み立ててゆきます
アルミフレームの間にバッテリーやアンプを入れ込んで試作機が完成しました。
全体を細くして印象をすっきりさせつつ、デッキの中に電子部品を埋め込むことで地面や足との干渉を最小限にしました。アンプは少し飛び出ているので調整が必要です。
実際に乗ってみると、思ったよりは乗れるけれども、やはりというべきか、幅が狭すぎてバランス取りが難しい。あと乗り心地のスノボー感が減った(バランス取りに意識をとられたため)
FabLabShibuyaで井上さんと色々ディスカッションして出たアイディア・検討事項は以下です。
・細いシルエットを維持しつつ操作性を上げるためのビンディング機構の作成
・コントローラーのワイヤレス化
・後輪の両軸にモーターのパワーを伝える機構の検討
・剛性を持たせ、デザイン性を持たせるためのアルミシャーシ、パーツの作成
・LEDライトの追加
今後Labのプロジェクトとして始動しそうな期待を残しつつの試作でした。