今回はArduinoのスケッチを具体的に読み解いていこうと思います。

Blinkのスケッチを開きます。

 

グレーの部分はコメントアウト(実行されるプログラムではなくメモ部分)です。自分の備忘録としても、スケッチをシェアするときにも、どこのコードがどういう役割となっているのかが明確になるので、逐一メモを書くことをおすすめします。

コメントを日本語にしてみました。大体こんなことが書いてあります。

setup()関数でピンの設定をし、loop()関数でピンの出力の制御をしてます。”Blink”の例では1秒毎に点灯、消灯を繰り返す処理をしています。

点灯時間を書き換えればモールス信号みたいな点滅を作る事もできます。
ここからあなたの好きなモールス信号をプログラムしてみてください。「SOS」のシグナル[・・・ーーー・・・]を出す場合はどんなプログラムになるでしょうか?

このように書くと実際は点滅が延々と繰り返され、SOSSOSSOSSOSSOSS….というシグナルになってしまいます。これはloop()関数が実行され続けるためです。
setupでは1回しかプログラムが実行されませんので、loop()ではなくsetup()の部分にプログラムを書くと電源を入れて1度だけSOSのシグナルが実行されます。

これで完成です。これで雪山で遭難した時でも安心です!
このままでも”機能”という面では全く問題ありませんが、同じようなことが何個も何個も書いてあってわかりづらいですね。また、このような書き方の場合、もしも各シグナルの点灯時間を変えたくなったときに、すべての”delay(xxx)”の値を書き換えなければならず、心が折れそうです。もっと簡潔に書く方法や、便利に使う方法もありますので、考えてみましょう。