Arduino 超音波距離センサーを使う

このチュートリアルは武蔵野美術大学通信教育課程授業用に作成したものです。

今回は秋月電子で購入可能な超音波距離センサー「超音波距離センサー(ミリ) MB1013」を使用します。

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08239/

このセンサーは30cmから5mまでの距離を1mmの分解能で取得できるセンサーです。(理論上は。実際は40cmあたりから2mあたりまでで安定していることが多く、外的環境や設置位置などによって変化します。)

距離を取得するのに複数の方法がありますが、今回は最も簡単なアナログインプットにて取得する方法を紹介します。

上からpin1, pin2, pin3, pin4, pin5, V+(5v), GNDという順番になっていますがpin3をアナログインプットのA0に接続します。

このセンサーは計測距離に対してアナログ電圧を5V/5120のスケールで返してくれるので、アナログインプットが0~1023のArduino では取得した値に5をかけるだけで実距離がミリ単位で取得できます。細かいですが計測位置は以下になります。

void setup() {
  // initialize serial communication at 9600 bits per second:
  Serial.begin(9600);
}
// the loop routine runs over and over again forever:
void loop() {
  // read the input on analog pin 0:
  int sensorValue = analogRead(A0);
  // print out the value you read:
  Serial.println(sensorValue * 5); //ここで5倍してます
  delay(1);        // delay in between reads for stability
}

このように取得した値を5倍するだけで実距離が取得できるのでとても便利なセンサーですね!