使い道が無くタンスの肥やしにしていた小型のスケートボード(大学時代に友人から貰った)を久しぶりに見つけました。
何かに使えないかと思い、思案してましたが、とりあえずレーザー加工機を使ってオリジナルのデッキを作り、ついでにブッシュやウィール・ベアリングなども乗りやすいクルージング型にカスタムしてみました。

 

まずはパーツを分解・清掃します。スケートボードは主に、①デッキ(板)②トラック(デッキとタイヤを留める金具)③ウィール(タイヤ)で構成されています。

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トラックにはブッシュという樹脂パーツが組み込まれており、その硬度によってカーブの為の曲がり具合を調整出来ます。
貰ったものは少し固く、また、経年劣化しているような(元から?)印象だったので、手持ちのブッシュに交換します。

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交換後(写真だとわかりませんが、黒いブッシュを紫のモノに交換しています。)

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ウィールを街乗り用の柔らかいものに交換、ベアリングもBONES BEARINGSに換装します。

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デッキをレーザー加工機で切り出し、また、イラストを彫刻してみました。レーザーは60Wのものを使用、材質は12mmのシナベニヤです。ちょっと強度が不安ですが、使ってみて考えます。

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デッキをジャコビアンの色付きワックスで仕上げます。
アンティークライクなクルーザーデッキが出来上がりました。

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デッキにトラックを取り付けます。

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ウィールを取り付け。完成です。

振り返ると結局元のパーツはトラックのアルミ部分しか残ってないような。。。今回はカスタム+自作デッキでしたが、今後はデッキのコンケーブ再現や、スケボーの自動化等に挑戦したいです。

 

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後日談ですが、かなり小さいので実際に乗るとすごく不安定+12mmのシナベニヤの柔らかさが酷く、すぐ壊れそうなので、改良が必要ということになりました。見た目にとらわれてはいけませんね、、、。