Arduino ポテンショメータを使う

このチュートリアルは武蔵野美術大学通信教育課程授業用に作成したものです。

今回はポテンショメータを使ったプログラムです。ポテンショメータは可変抵抗とも言い、ノブを回転させることで抵抗値を変化させる部品です。オーディオのボーリュームを変化させるパーツなどでよく使われます。

授業貸与機材は予めジャンパーピンがはんだ付けされています。こちらは色がランダムになってますので、ポテンショメータを正面に置き、左右、真ん中の位置でそれぞれ接続先を確認してください。

ポテンショメータだけを接続する場合はArduinoに直接接続しても構いません。上記ブレッドモードを経由して接続した例です。

プログラム

スケッチの例から01.Basics / AnalogReadSerialを開きます。

void setup() {
  Serial.begin(9600);
}
void loop() {
  int sensorValue = analogRead(A0);
  Serial.println(sensorValue);
  delay(1);        // delay in between reads for stability
}

上記はコメントを一部変更・削除しています。

プログラムをアップロードしたらシリアルモニタを表示させ、ボーレートを確認「Serial.begin(9600);」と同じ数字を設定し、ノブを回してみてください。値が変化するはずです。

このような段階的な変化を取得できるようになると、「ドアノブを回したら電気がつく」などのインタラクションを実装できそうですね。まずは変化の値をシリアルモニタで確認し、その後、その値に対して振る舞いを設定してゆくことができればミス無く開発を進めて行けるようになります。